農場データを自分の条件でつなぐ
FairGrow APIは、作付け記録をJA、アドバイザー、会計ソフト、作業計画ツールへとつなぎます。ただし、許可したデータだけです。パートナーごと、データの種類ごとに共有範囲を選べ、いつでもワンクリックでアクセスを停止できます。
作付け記録を中心に、データが流れるのは許可した相手だけ
作付け記録はすべてが集まる場所です。作業計画ツールから予定作業を直接登録できます。また防除作業を記録する際は、各国の正式な登録簿から製品を選ぶだけで、認可番号が自動的に入力され、使用量と収穫前日数(PHI)の目安も提示されます。EasyDataの請求書認識で読み取った仕入請求書は、仕入価格とともに在庫として登録されます。
そこから先、データが流れるのは同意した相手だけです。会計ソフトは勤怠、在庫、売上を読み取ります。JAは収穫とロットコードを確認できます。アドバイザーは記録を閲覧し、圃場メモを書き戻します。同意のないパートナーには何も渡りません。
ここでの例:製品登録簿、仕入請求書、作業計画ツールが作付け記録に情報を送っています。JA、アドバイザー、会計ソフトには同意がありますが、出荷先にはありません。FairGrow自体は会計処理を行わず、すでに使っているソフトと連携します。
同意 · jobs:write · timesheets:read · inventory:read · harvests:read
接続リンクからデータが流れるまでの3ステップ
パートナーにパスワードを渡すことは一切ありません。許可はFairGrow内で行い、誰が何にアクセスできるかをいつでも確認できます。
パートナーがリンクを送る
JAやアドバイザー、ソフトウェア提供会社が接続リンクを送ります。リンクを開くとFairGrow上で、誰が、どのデータを使いたいのかが表示されます。
共有する内容を選ぶ
安心できる権限だけにチェックを入れます。例えば圃場や作業は共有するが、売上や勤怠は共有しない、といった選択です。同意は農場ごと、データの種類ごとに適用されます。
データが流れても、主導権は自分にある
パートナーのソフトウェアは、許可した範囲のデータだけを取得します。作付け記録の接続(API)から、権限の変更、履歴の確認、アクセスの取り消しができます。
入力の手間とスプレッドシートを減らす
多くの生産者は、出荷先、JA、認証機関、アドバイザーなど、複数の場所に同じ記録を保持しています。接続を設定すれば、すでにFairGrowに記録されているデータが、自動的に適切な場所へ届きます。
JA・出荷先
ロットコード付きの収穫記録、作付け情報、防除記録を、ファイルをやり取りすることなく、品質検査やトレーサビリティにそのまま使えます。
作物アドバイザー
アドバイザーは圃場、センサーの測定値、リスク兆候を確認でき、訪問後には圃場メモを記録に残せます。
会計・ERPソフト
FairGrowは会計処理を行いません。それを行うのは会計ソフトです。同意があれば、メンバーやチームごとの時給を含む勤怠記録、在庫、売上、仕入請求書、作物ごとの原価を読み取り、入力し直すことなく作業時間とコストが帳簿に反映されます。
作業計画ツール
外部の計画モジュールで作業を計画すると、予定作業として作付け記録に反映されます。作業が終わったらFairGrow上で完了にすれば、そのまま記録として残ります。
17の権限、それぞれに個別のスイッチ
パートナーが「すべて」を取得することはありません。データの種類ごとに独立した権限があり、パートナーはFairGrowが承認した権限しか求めることができません。
読み取り
読み取り権限があると、パートナーはデータを確認できます。それによって何かを変更することはできません。
書き込みとその他
パートナーは自分が作成した作業しか変更できません。チームのメールアドレスは別の権限であり、これがなければパートナーには名前と役割しか表示されません。パートナーが記録した防除作業はそのまま記録に反映されるため、記録は常に完全な状態に保たれます。
公式の登録簿から、2023/564に対応した記録まで
- 正式な登録簿から製品を選択FairGrowは、ドイツ(BVL)、オランダ(Ctgb)、ベルギー、フランス、スイス、フィンランドの認可登録簿を常に最新の状態に保っています。名称、認可番号、有効成分で検索すれば、製品が認可済みか、一時的な例外扱いか、失効済みかがすぐに分かります。さらにFairGrowが作物に応じた使用量と収穫前日数(PHI)を提案し、最終確認はご自身で行います。
- 収穫が早すぎる場合の警告収穫前日数(PHI)がまだ有効な圃場で収穫を記録すると、FairGrowがアプリとAPIの両方で警告します。
- 完了するまでは下書きのまま防除記録は、実施規則(EU)2023/564が求めるすべての項目が入力されて初めて有効になります。それまでは下書きのままとなり、不完全な記録が登録簿に入り込むことはありません。
- 機械判読可能、2027年に対応2027年から、記録は電子的かつ機械判読可能な形式で保管することが求められます。FairGrowは登録簿をCSV、XLSX、JSONの形式で、規則が定める順序の列構成でエクスポートします。
- 登録簿は自分の手元に中央データベースはなく、記録は自分で保管します。FairGrowが自ら当局にデータを送ることはありません。エクスポートをいつ提出するか、どのパートナーにAPI経由で登録簿を読み取らせるかは、自分で決められます。
1件の防除記録
同期を前提に設計された、モダンなREST API
- 安全なサインインパートナーごとのAPIキー、または生産者がアプリから接続する場合はPKCE付きのOAuth 2.0を使用します。キーはハッシュとしてのみ保存されます。
- 高速な差分同期最初に全件を読み取った後は、前回の同期以降に変更された分だけを取得できます。一覧取得にはカーソル方式のページネーションを使用します。
- ポーリング不要のWebhook作業の作成・完了、収穫の登録、圃場メモの公開、アラートの発生、同意の取り消しが起きた時点で、署名付きメッセージを受け取れます。
- 安全なリトライすべての書き込みにidempotencyキーが付くため、ネットワークエラー後の再試行で重複が発生することはありません。
技術仕様の概要
APIパートナーになる
FairGrowは申請に応じてパートナーにAPIアクセスを提供します。どなたか、何を開発したいか、どのデータが必要かをお知らせください。独自のキー、Webhook、生産者に送る接続リンクを含むパートナーアカウントを発行します。技術ドキュメント一式はパートナーアカウントとともに提供されます。
