SILAMの花粉データ

読み取れる花粉情報を、フィンランドの協力で

FairGrowの花粉予報は、フィンランド気象研究所の大気モデルSILAMで動いています。7種類の花粉を1時間ごとに、欧州全域からコーカサスのはるか先まで。Starterプランに追加費用なしで含まれています。

7
花粉の種類
1時間ごと
個/m³
8日間
過去3日、先5日
€0
Starterプランに含まれる
功績はしかるべきところに

予報を支えるモデル

SILAMを開発・運用しているのは、大気組成の研究に長年携わってきた人たちです。FairGrowが花粉モデルを作ったわけではありません。そのモデルを使わせてもらえるかを尋ね、快諾していただきました。

フィンランド気象研究所 大気組成部門

SILAMはSystem for Integrated modeLling of Atmospheric coMpositionの略です。花粉、粉じん、煙、汚染物質など、実際に空気中にあるものを予報します。ここで重要なのは花粉の部分です。ほかの多くのモデルが扱わない種類を含み、誰でも使えるように公開されています。

2026年9月、大気組成部門は二つの条件付きでデータの利用を許可してくれました。出典を明記すること、そしてサービスに変更がある前に知らせてもらえるよう、こちらの通信を識別できるようにすることです。この二つは、FairGrowが送るすべてのリクエストで守られています。2番目の条件は形式的なものではありません。グラフが知らないうちに空白になる前に、何かが変わったことを小さなプラットフォームが知るための手段なのです。

詳しくはsilam.fmi.fiとフィンランド気象研究所をご覧ください。大気質や花粉に関わるお仕事をされているなら、そのデータは一見の価値があります。

出典:1時間ごとの花粉データ:SILAM、フィンランド気象研究所。このデータを使うすべてのグラフに表示しています。

SILAM run once a day, 00 UTC Europe, cells of about 11 km one request every 6 hours FairGrow keeps it tidy 7 species, hourly cached for 6 hours 10 days of history kept converted to your local clock no waiting Your dashboard Concentration Log Risk index 1 to 5 three ways to read the same hours Pollen data: SILAM, Finnish Meteorological Institute
モデルから画面まで。地域ごとに6時間に1回問い合わせ、受け取ったデータを保存し、現地時間に合わせて表示します。
データの扱い方

丁寧に問い合わせ、大切に保存

オープンデータがオープンであり続けるのは、使う側が配慮する場合だけです。生産者の数が増えても公共の気象サービスの負担にならないよう、FairGrowが行っていることを紹介します。

地域ごとに一つの問い合わせ

モデルは約11 kmの格子単位で計算しています。同じ格子にある二つの圃場には同じ答えが返るため、圃場ごとではなく格子ごとに問い合わせます。細かく問い合わせても研究所の通信量が増えるだけで、新しい情報は何も得られません。

問い合わせの間隔は6時間

SILAMの計算は1日1回です。10分ごとに問い合わせても同じ数字が返ってくるだけなので、そうはしません。新しい計算結果は4分の1日以内に画面に反映され、その間サーバーには負荷をかけません。

保存するから、より遠くまで見える

モデルが保持しているのは過去3日分です。グラフには1週間分が表示されます。受け取った答えはすべて保存されるため、追加の問い合わせを一度もせずに履歴が自然に増えていきます。

研究所の時計ではなく、現地の時計で

モデルはUTCで計算しています。グラフは圃場の現地時間で表示されるため、花粉の時間帯がご自身のセンサーの測定値と1、2時間ずれることなく、きちんとそろいます。

一度に一つだけ

どれだけ多くの生産者が同時にダッシュボードを開いても、研究所に届くFairGrowのリクエストは一度に一つだけです。それ以外は、すでに手元にあるデータでお応えします。

不具合があれば正直に

研究所のサーバーが停止している場合は、最後に受け取ったデータ系列がそのまま表示され、グラフにもその旨が示されます。モデルに接続できなかっただけなのに、花粉がないと伝えることはありません。

ダッシュボードで

同じ時間帯を三つの見方で

穏やかな日でも、花粉の種類によって量が100倍以上違うことがあります。一つの目盛りですべてに対応することはできないため、知りたいことに合った表示を選べます。

濃度

1立方メートルあたりの個数

1時間ごとのそのままの数値を、ダッシュボードのほかの花粉データと同じ目盛りで表示します。同じくらいの量の1、2種類を追うときに最適です。

対数

少ないものも多いものも一緒に

軸の目盛りは一つ上がるごとに10倍になります。0.2個の種類も、20個の種類と並べて読み取ることができ、軸に張り付いて見えなくなることはありません。

リスク指数

実際どのくらいひどいのか

SILAMは各種類をそれぞれの閾値で換算して1から5の一つの指数にし、その数値の元になった種類を示します。ブタクサの花粉20個とシラカバの花粉20個は同じ意味ではなく、この表示はそれを踏まえています。

一つのリストを、すべての画面で

場所の設定は一度だけ

登録した場所は一つのリストにまとめられています。圃場、温室、2か所目の拠点を一度追加すれば、ダッシュボードのすべての画面で選べます。花粉、天気、大気質、履歴、衛星画像です。

  • 場所を切り替えると、ダッシュボード全体が連動
  • 同じ場所がSentinel-2の衛星画像にも使われ、ご自身の圃場のNDVIとSAVIが表示されます
  • 2つ目のリストを管理する必要はなく、グラフが知らないうちに別の村を指していることもありません

花粉は、ダッシュボードにある複数の情報源の一つです。Open-Meteo経由で提供されるCAMSの5種類が、SILAMの7種類と並んで表示されるため、二つのモデルを重ねてどこが一致するかを確かめられます。CAMSにない唯一の種類がハシバミで、すべてはここから始まりました。ベネルクスでは1月から3月にかけて最初に咲く花粉なのに、それが欠けていたのです。

ご自身の圃場で確かめる

Starterプランは追加費用なしで、花粉予報も含まれています。アカウントを作成して場所を追加すると、実際に栽培している場所の7種類の花粉が表示されます。

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